じつは私、こういうものなんですが…

2021-03-03 18:00 · 1160 words · 3 minute read デザインノート

背景

元々ツイッター上で発案したゲームメモ1をのちに名刺にして発表した作品になります。
ツイッター上でつぶやいたものと実際に名刺に書いた内容は微妙に異なります。
これは、名刺に書くという字数制限もありましたし、わかりづらい言い回しを避けた結果です。

ねらい

ゲームのルールを知らない人に対して、勝手にゲームを始めて、そのゲームの中でルールを知ってもらい、いつのまにかゲームに参加している、という体験をして欲しいと考え作りました。

上記の試みがうまくいったのであれば、ゲームに参加していない(このゲームについて知らない)周りの人からみると、ほんとにその職業なの?!となるはずです(たぶん)。
名刺をもらった人が別の人に名刺を渡したら、また別の不思議な職業でさらに?!?!となるはずです(おそらく)。

ただ、この「この世に絶対存在しないであろう職業名」を言うというのが思いのほか難しいみたいで、そこは誤算でした。
「この世に絶対存在しないであろう職業名」にしたのは実際にある職業名だと返答に正解が存在してしまうからです。
また、その職業の方が聞いたら不快な思いをするだろうという配慮から生まれました。

あらかじめ名刺に「この世に絶対存在しないであろう職業名」を書いておくというのも考えました。
ですが、それだと繰り返し名刺が使えなくなってしまいます。
また、あらかじめ質問の返答を考えることができてしまい、心理的ハードルがあがってしまいます。
即興かつ自分の頭にはない発想に対して即座に対応する方がより面白いと考え、いまの形になりました。

どうしても「この世に絶対存在しないであろう職業名」を考えるのが苦手な方は、以下の方法はどうでしょうか?

  1. ファンタジー用語やSF用語など、フィクションにしかない単語を思い浮かべる
  2. その用語に対してイメージがわきやすい言葉を足す
  3. 最後に「士」など職業を表す言葉をつける

例:時空遡り士、亜光速運送業、ドラゴンブリーダー、などなど
(上記の方法で遊ぶことは絶対のルールではありません。あくまでも参考程度に考え、あなたの自由な発想を大事にしてください)

自由に考えていい、というのは方向性が定まっていないため意外とハードルが高いことがわかりました。
「この世に絶対存在しないであろう職業名」を考えるハードルを低くする方法を考えるとしたら、「サブタイトルをつける」になるでしょうか。

例えば、タイトルが”じつは私、こういうものなんですが… ファンタジー編”とあれば、お題が決まり方向性が定まるのでより考えやすくなると思います。
ただこうすると「この世に絶対存在しないであろう職業名」の幅が狭まってしまうので悩みどころです。

自由と考えやすさを天秤にかけたとき、自分は自由のほうを選択しがちです。

ゲームルール

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