あなたには勝者としての品格が欠けている
2025-05-07 18:20 · 6079 words · 13 minute read
コンセプト
既存のゲームに、あなただけの「マナー」を追加して、勝者に品格を問う!
ゲームの概要
このゲームは、通常のゲームの上に「マナー」という新しいレイヤーを追加して遊ぶメタゲームです。プレイヤーは自由な発想でマナーを考え、それを他のプレイヤーに押し付けていきます。ただし、これはあくまでもジョークゲームであり、ゲームの進行を妨げたり、プレイヤーを傷つけたりするものではありません。
メタゲームについて
メタゲームとは、既存のゲームの上に新しい遊びのレイヤーを追加するゲームのことです。このゲームでは、通常のゲームをプレイしながら、その上で「マナー」という新しい要素を追加して遊びます。
ジャンル
メタゲーム / パーティーゲーム / ジョークゲーム
このゲームは以下の特徴を持ちます:
- メタゲーム:既存のゲームの上に新しい遊びのレイヤーを追加
- パーティーゲーム:4人程度の人数で、和気あいあいと遊べる
- ジョークゲーム:真面目にマナーを指摘するのではなく、冗談として楽しむ
ゲームの基本的な流れ
- 変なマナーを考える
- 元のゲームをプレイしながら、マナー違反を指摘する
- ゲーム終了後、勝者がしたマナー違反の数で勝者の品格を評価する
目的
元となるゲームをプレイしながら、以下の2つの目的を達成することを目指します:
1. ゲームの勝敗
- 元となるゲームの本来の目的(勝利条件)を達成する
2. マナーの評価
- 自由な発想で考えたマナーを他のプレイヤーに押し付ける
- マナーの数に応じて、勝者の評価を決定する
- 勝つことよりも、どのように勝つかが問われる
このゲームの面白さは、プレイヤーが勝敗とマナーのどちらを優先するかという選択にあります。ゲームの勝ちを優先する人もいれば、マナーを重視する人もいます。その違いが、このゲームの魅力の一つと言えるでしょう。
プレイヤー人数
元となるゲームの推奨プレイヤー人数に準じますが、以下の点に注意してください。
対象人数(2人以上)
- 2人から遊べる
- 人数に制限はないが、元となるゲームの推奨人数を参考にする
推奨人数(4人)
- マナーの指摘が適度な頻度で行える
- プレイヤー間のインタラクションが活発になる
- 評価の際の"空気"が作りやすい
用意するもの
元となるゲーム
- プレイ時間が1時間を超えるような長時間のゲームは避ける
- ルールが複雑すぎるゲームは避ける
- 参加者全員がルールを知っているゲームを選ぶ
- プレイヤー同士でやり取りが多いゲームが適している(例:カードの交換や、相手の行動に反応する機会が多いゲーム)
- 順番にプレイするゲームを選ぶ(全員が同時に行動するような、慌ただしいゲームは避ける)
紙
- 下記の「マナーカードの枚数」を参考に、必要な枚数を用意する
- 名刺サイズ(約91mm × 55mm)程度の大きさが適している
- この紙にマナーを書いたものが「マナーカード」となる
- マナーカードは、ゲーム中に他のプレイヤーに渡すことができる
- マナーカードを受け取ったプレイヤーは、そのマナーに対する指摘権限を得る
マナーカードの枚数
- 2人プレイ:1人3枚(合計6枚)
- 3人プレイ:1人2-3枚(全体で6-9枚程度)
- 4人プレイ:1人2枚(合計8枚)
- 5人以上:1人1-2枚(全体で5-10枚程度)
※ マナーカードの総数は7-8枚程度を目安に調整してください。これにより、ゲームの進行を妨げすぎることなく、適度なマナーの指摘が可能になります。
ペン
- 参加者人数分
準備
- 元となるゲームのルールを参加者全員で共有する
- 参加者全員に、マナーを書くための紙を人数に応じた枚数とペンを1本ずつ用意する
- このゲームはジョークゲームであることを全員で確認する
- マナーを非難することは冗談であることを理解する
- お互いに了承を得た上で遊ぶ
- 互いに冗談を言い合える関係であることを確認する
- マナーを書く時間(約10分)を確保する
ルール
1. マナーの作成
- 各自、指摘できそうな変なマナーを人数に応じた枚数分考えて、紙に書く
マナーが書かれた紙を「マナーカード」と呼びます
- この時点では他のプレイヤーには見せない
- 特定のプレイヤーを狙い撃ちにするのは避け、公平になるように心がける
- 誰にでも当てはまる可能性のあるマナーを考える
変なマナーの内容の例
マナーの内容は自由です:
- カードを出すときに「ヨンス」と言うのがマナー
- 考えているときは下唇を突き出すのがマナー
- 2つサイコロを転がしてゾロ目が出たら拍手をするのがマナー
※ ただし、ゲームの進行を過度に妨げるような内容は避ける
変なマナーを考えるコツ
以下のようなタイミングで変なことをするマナーを考えてみましょう:
- サイコロを振る前
- 自分の手番の開始時
- 長考するとき
- カードを見るとき
- 特定のカードを出したとき
- 手番が終わったとき
これらはあくまでも一例です。元となるゲームで時々起こる場面に、変なマナーを組み込んでみましょう。もちろん、これ以外の場面でも、あなたの創造性次第で面白いマナーを考えることができます。
避けるべきマナー
以下のようなマナーは書かないでください:
- 元となるゲームのルールを変更するような内容
- ゲームの勝敗に直接影響を与えるような内容
- 特定のプレイヤーに不利になるような内容
- ハラスメントや差別につながるような内容
- 特定のプレイヤーの容姿、性格、癖などを揶揄するような内容
- 性的な表現や不適切な言動を強要するような内容
2. ゲームの進行
- 元となるゲームを通常通りプレイする
- 自分の前に置かれているマナーカードに書かれたマナーに違反する行動を見つけたら、「それはマナー違反です!」など、分かりやすく発声して指摘し、ゲームを一時中断する
- 該当するマナーカードを表向きにして発表し、そのプレイヤーに渡す
- マナーは、そのマナーカードを持っているプレイヤーのみが指摘できる
例:Aさんが「考えているときは下唇を突き出すのがマナー」というマナーカードを持っている場合、このマナー違反を指摘できるのはAさんだけです。Bさんは、たとえ同じマナー違反を見つけても指摘できません。
- マナーカードを指摘して渡した後は、そのマナーに対する指摘権限を失う
例:Aさんが「考えているときは下唇を突き出すのがマナー」というマナーカードをBさんに渡した場合、Aさんはこのマナーに対する指摘権限を失います。以後、このマナー違反を指摘できるのはBさんだけになります。
- あまりにも避けるのが難しいマナーは、参加者の過半数が認めた場合、ゲームから除外することも検討する
- あくまでも元となるゲームが円滑に進むことを最優先に考える
このゲームの本質的なマナー
このゲームでは、マナーカードを持っているプレイヤーだけがそのマナーを指摘できます。しかし、このゲームの唯一の本質的なマナーとして、マナーカードを持っているプレイヤーも、そのマナーを実践することをお勧めします。これにより、ゲームがより面白くなり、プレイヤー同士のやり取りも活発になります。
3. 勝敗の判定
- 元となるゲームの勝者が決まったら、その勝者の前に集まったマナーカードの数を確認
- マナーカードの数に応じて、勝者の評価を決定
- 複数の勝者がいる場合、それぞれの勝者の前にあるマナーカードの数に応じて個別に評価する。マナーカードの数が同じ勝者同士は同じくらいの評価となる
- 指摘できなかったマナーカードは裏向きのままとなり、最終的な評価には含まれません
例:勝者の前に3枚のマナーカードが表向きで置かれていて、2枚のマナーカードが裏向きのままの場合、評価は3枚として行います。 例:自分が書いたマナーカードを他のプレイヤーに指摘できなかった場合、そのマナーカードは裏向きのままとなり、自分が勝者となった際の評価の対象となるマナーカードの数には含まれません。 例:Aさんが「考えているときは下唇を突き出すのがマナー」というマナーカードを持っていたが、ゲーム中に他のプレイヤーに指摘できなかった場合、このマナーカードは裏向きのままとなり、Aさんが勝者となった際の評価の対象となるマナーカードの数には含まれません。
評価の例
- 0-1枚なら「完璧な勝者だね!」
- 2-3枚なら、「もう少し気配りが必要かも」
- 4枚以上なら、「あなたには勝者としての品格が欠けている!」
注意事項
- このゲームはあくまでもジョークゲームであり、他人を傷つけるものではありません
- マナーの指摘は、ゲームの進行を妨げないタイミングで行う
- 指摘が多くなりすぎた場合は、一時的にマナーの指摘を休止するなど、柔軟な対応を心がける
- ゲームの勝敗を目指しながらも、マナーを守ることも意識してプレイする
ヒント
- マナーを考えるときは、元となるゲームの特徴を活かす
例:カードゲームなら「カードを出すとき」、ボードゲームなら「駒を動かす動作」など、そのゲームならではの要素を取り入れる
- マナーの指摘は、ゲームの重要な局面を避けて行う
例:相手の手番の開始時や、自分の手番の終了時など、ゲームの流れを妨げにくいタイミングを選ぶ
- マナーカードの内容は、実践しやすいものと難しいものをバランスよく混ぜる
例:簡単なマナー(「カードを出すときに声を出す」)と、少し難しいマナー(「特定の条件で特定の動作をする」)を組み合わせる
- マナーを実践するときは、大げさに演じてみる
例:マナー違反を指摘されたとき、そのマナーを実践する際に少し大げさに演じることで、より楽しい雰囲気になる
- マナーカードの内容は、その場の雰囲気に合わせて調整する
例:初めてプレイする人たちと遊ぶ場合は、より簡単なマナーから始める
FAQ
メタゲームとは何ですか?
メタゲームとは、元となるゲームの上の次元のレイヤーで遊ぶゲームのことです。このゲームの場合、通常のゲームをプレイしながら、その上で「マナー」という新しい要素を追加して遊びます。
マナーとは具体的にどのようなものですか?
マナーとは、ゲームの進行に直接影響はしないものの、プレイヤー間の礼儀や配慮に関わる行動のことです。例えば:
- カードを出すときに「ヨンス」と言う
- サイコロを振る前に「お願いします」と手を合わせる
- 自分の手番の開始時に前の手番の人に「失礼します」とお辞儀をする
- 長考するときは下唇を突き出す
など、ゲームの進行を妨げない程度の軽いマナー違反を考えましょう。
マナーの指摘はいつでもできますか?
ゲームの進行を妨げないタイミングで行ってください。特に重要な局面での指摘は避けましょう。
また、以下の点に注意してください:
- マナーを指摘できるのは、そのマナーカードを持っているプレイヤーだけです
- マナーカードを指摘して渡した後は、そのマナーに対する指摘権限を失います
- マナーカードは一度指摘すると、その時点で他のプレイヤーに渡されるため、同じマナーを複数のプレイヤーが指摘することはできません
元となるゲームを選ぶ際の注意点はありますか?
以下の点に注意して選ぶことをお勧めします:
- プレイ時間が1時間を超えるような長時間のゲームは避ける
- ルールが複雑すぎるゲームは避ける
- 参加者全員が知っているゲームを選ぶ
- マナーを指摘しやすい、プレイヤー同士のやり取りが多いゲームが適しています
マナーを書く時間はどれくらい取ればいいですか?
目安として10分程度を想定しています。ただし、以下の点に注意してください:
- なるべく規定枚数のマナーを書くことを目指しますが、時間がかかり過ぎる場合は、書けた枚数で開始して問題ありません
- 全員が指定された枚数のマナーを書き終わったら、その時点で開始しても問題ありません
- 時間をかけて考えすぎると、ゲームの本質的な楽しさが損なわれる可能性があります
マナーの指摘が多すぎて元のゲームが進まなくなってしまうことはありませんか?
その可能性はあります。以下の点に注意してプレイを楽しみましょう:
- あまりにも避けるのが難しいマナーは、参加者の過半数が認めた場合、ゲームから除外することも検討してください
- あくまでも元となるゲームが円滑に進むことを最優先に考えてください
- マナーの指摘は、ゲームの進行を妨げないタイミングで行いましょう
- 指摘が多くなりすぎた場合は、一時的にマナーの指摘を休止するなど、柔軟な対応を心がけましょう
マナーを指摘されたプレイヤーが傷ついてしまうことはありませんか?
その可能性はあります。このゲームを楽しむために、以下の点に注意してください:
- このゲームはあくまでもジョークゲームであることを理解してください
- マナーを非難することは冗談であるということを、ゲーム開始前に全員で確認してください
- お互いに了承を得た上で遊んでください
- そのような関係性のある人同士(互いに冗談を言い合える関係)で遊ぶことをお勧めします
マナーを書く際に、特定のプレイヤーを狙い撃ちにするのは良くないですか?
はい、特定のプレイヤーを狙い撃ちにするのは避けてください。以下の点に注意してマナーを考えましょう:
- なるべく公平になるように心がけてください
- 誰にでも当てはまる可能性のあるマナーを考えましょう
- 特定のプレイヤーの性格や癖を狙ったマナーは避けましょう
複数のマナー違反を同時に指摘された場合、どうすればいいですか?
できる限りすべてのマナーを実践するように心がけてください。例えば:
- 複数のプレイヤーから同時に指摘された場合でも、それぞれのマナーを順番に実践する
- マナーが矛盾する場合でも、できる限り両方のマナーを実践する
- 実践が難しい場合は、その場の状況に応じて柔軟に対応する
このゲームの面白さは、様々なマナーを実践しようと努力する過程にあります。完璧に実践できなくても、その努力が評価されます。
初めてプレイする場合、何人くらいの人数が適していますか?
4人程度が適しています。以下の点に注意してください:
- 人数が多すぎると、マナーの指摘が多くなりすぎる可能性があります
- 4人程度であれば、マナーの指摘も適度な頻度で、ゲームの進行もスムーズです
プレイ時間はどれくらい増えると予想されますか?
元のゲームの時間から、おおよそ1.5倍程度の時間を見込んでください。これは以下の要因によるものです:
- マナーを書く時間(約10分)
- マナーの指摘による中断
- 評価の時間 ただし、プレイヤーの人数やマナーの指摘の頻度によって、この時間は変動する可能性があります
マナーを書く紙は、どのくらいの大きさが適していますか?
名刺サイズ(約91mm × 55mm)程度の大きさが適しています。このサイズであれば:
- マナーを簡潔に書くのに十分なスペースがあります
- テーブル上で邪魔になりません
- 他のプレイヤーに渡す際も扱いやすいです
- プレイヤーの前に置いておくのに適した大きさです
- マナーカードとして機能するのに適した大きさです
「勝者としての品格が欠けている」と言われた場合、そのプレイヤーはどうすればいいですか?
居心地の悪さを感じてください。このゲームの本質は、ゲームの勝敗とは別に、プレイヤー間の礼儀や配慮を問うことです。 勝ったとしても、その過程で多くのマナーを犯してしまった場合、それは本当の意味での勝利とは言えないかもしれません。
デザインノート
気が向いたら!